サラリーマンを辞める前にチェックすべき5つのポイント

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マンション経営コラム|第9回 サラリーマンを辞める前にチェックしておくべき5つのポイント

退職後の生活の準備

仕事退職後、投資家に転職。与信を利用

サラリーマン生活には、その中にいる間は気づかない大きな利点があります。一つは社会的信用です。フリーランスの方とサラリーマンの方では、年収上あまり違いがなくても、たとえば銀行で住宅ローンを組む際の審査に大きな違いがあります。審査担当者は、年収よりもまず勤務先に注目しますし、そのうえで勤続年数等をチェックし信用度をはかります。「会社」という組織が持つ信用力は大きいのです。

会社を辞めるということはある意味、それまであった信用力をなくすということでもあります。それでもなお現在の会社にいることはできない、とおもったなら、退職後の生活への準備を周到に行う要があります。

退職前にチェックすべき5つのポイント

(1)給与以外の収入源を作っておく
辞表を出す前にぜひ考えておくべきことは、退職後の資金計画です。退職後の収入と支出を把握する必要があります。マンション経営による「家賃収入」という収入源を持っていることは、その際、大きな強みになります。
また、退職時に入るお金で大きなものは「退職金」です。退職金は会社の規模や勤務年数によってさまざまでしょうが、実際にどの程度の退職金がもらえるかは事前に必ず調べておきましょう。マンション経営の次の展開を考えるうえでも、欠かすことのできないチェックポイントです。

(2)将来設計と収入計画
退職を決意される際には、現在の勤務先の状況と共に、会社に留まることが自分の人生にとってどのような意味を持つのか、ということもお考えになるとおもいます。そうした想いを将来にも向け、自分の人生をどういうものにしたいかという将来設計、それを支える収入計画にも目を向ける必要があります。とくに収入計画については十分配慮する必要があります。

(3)退職後の保険料や税金
会社を辞めると、退職日の翌日付けで社会保険の健康保険資格を喪失することになります。そのため、健康保険の切り替え手続きが必要になります。
年金についても勤務していた会社が厚生年金に入っていた場合、会社を辞めた時点で国民年金に切り替わるため、国民年金への加入手続きが必要となります。
また、退職後は自ら住民税を支払うことになります。これまで会社任せになっていた保険料や税金の支払いについても、退職前に変更手続等を確認しておきましょう。

(4)自分の専門分野を一つ持っておく
専門分野のノウハウ、スキルを持たずに現在の会社を辞めるのは、言わば、手ぶらで新しい生活を始めるようなものです。在職中に何かしらの資格を得ておくことをおすすめします。マンション経営を退職後の生活の軸にしようとするなら、宅地建物取引主任者やマンション管理士などの資格取得にチャレンジしておくのも一つ方法です。

(5)家族の理解
やはりご家族の理解を得ておくことは大変重要なことです。これはマンション経営そのものについても言えることですが、退職後の生活にはさまざまなプレッシャーが予想されます。そうした際、ご家族の支えがどれほどありがたいことか。ご家族とよく話し合い、理解を得たうえで、新しい生活に進んで頂きたいとおもいます。

心にゆとりを持って

起業のリスクとストレス

サラリーマンを辞める前のチェックポイントとして5つのポイントを挙げましたが、ご自身に目を向けてみて、この5つのポイントが一つもかけずに準備できていると確信できたなら、会社を辞めてもやっていけるとおもいます。

しかし、どれか一つでも「まだ十分準備できているとは言えない」とおもわれるものがあれば、時間をかけ、準備を整えましょう。あせり、見切り発車は失敗のもとです。心にゆとりがない状態で物事を行ってもうまく行くものではありません。

一つずつ準備を整えていくことも日々に充実感を与えるものだとおもいます。「準備は完全にできた」という自信、そこから生まれる心のゆとり、成功を手にするためになくてはならないものだとおもいます。

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