マンション経営.東京がお伝えするコラム|第19回 マンション経営の重要指標「ROI」とは?

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マンション経営コラム|第19回 マンション経営の重要指標「ROI」とは?

ROIの算出には、まず税金、ローンの金利、減価償却費の額をしっかり把握

ROIの算出

キャッシュフロー(年間)÷オーナー様が最初に投下した自己資金×100という計算式で導かれるROI(%)。

マンション経営におけるキャッシュフローとはローンの金利、税金を引いた後のお金です。そのため、税金、ローンの金利の額などをしっかり把握することで算出できます。ここで説明する税金とは、不動産所得に課せられる所得税や住民税です。

ローンの金利は経費と認められています。
減価償却費は実際にオーナー様が支払ったお金とは異なり、一年、一年老朽化に伴い建物の資産価値が下がった分をお金として算出します。
減価償却費は必要経費と認められていますので、キャッシュフローに影響します。

ローンの返済や税金などを引いた後のお金がキャッシュフロー

投資で使われるROI(%)は利益÷投下した資本と×100いう計算式で導かれます。 マンション経営におけるROI(%)は、キャッシュフロー(年間)÷オーナー様が最初に投下した自己資金×100という計算式で導かれます。

それではマンション経営におけるキャッシュフローとはどのようなものでしょうか?
マンション経営におけるキャッシュフローとはローンの返済や税金などを引いた後のお金を示します。
このためキャッシュフローを算出するためには、税金、ローンの金利、減価償却費の額をしっかり把握しなければなりません。

所得税や住民税、金利をしっかり把握する

金利をしっかり把握

ここでご紹介する税金は、不動産所得に課せられる所得税や住民税です。この税金もキャッシュフローでは加味されるので、しっかり把握しましょう。

不動産所得は必要経費が計上できるので、家賃収入から差し引くことができます。必要経費はすでにご説明した管理費、修繕積立費、固定資産税、都市計画税、印紙税、登録免許税、不動産取得税などです。

さらに、金融機関から融資を受けた場合の金利も必要経費として認められています。ただ、返済額の中にある元本はマンションなどを入手するために支払ったものなので、経費とは認められていません。

必要経費と認められている減価償却費について

不動産を土地と建物に分けると、老朽化する建物の部分だけに、減価償却費が認められていますので、しっかり把握する必要があります。

建物は年々老朽化するため、資産価値が下がっていきますので、その価格を減価償却費としています。減価償却費は実際にオーナー様が支払ったお金とは異なります。
さらに、中古物件の場合、少しややこしい方法で算出されます。
減価償却費は必要経費と認められておりキャッシュフローに影響しますので、しっかり把握してキャッシュフローの計算式に入れます。

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