マンション経営コラム|第9回 マンション経営の物件選び、初心者には新築よりも中古がおすすめ
割安感がある中古物件は投資額を抑えられる

中古物件のほうが新築物件より取得単価が低く、投資額を抑えることができ、高利回りになります。また、中古物件は工夫すれば減価償却費も多く見積もれます。
このようなことから、マンション経営の初心者は中古物件をおすすめします。
一方、新築物件は中古物件に比べ法定耐用年数が長いため、長期のローンが組みやすく、維持費も中古物件と変わらないメリットがあります。
しかし、新築物件は価格が高く、新築時の入居者が退去したら新築のプレミアムはなくなり家賃を下げなくてはならないので、利回りがすぐに下がってしまうデメリットがあります。
中古物件がおすすめの理由について
マンション経営を志す人が、新築物件がよいか?中古物件が良いか?迷うことがあります。
初めて物件を買う場合は、中古物件のほうが新築物件より取得単価が低く、割安感がありおススメです。
中古物件の場合、投資額を抑えることで利回りが高くなり、工夫すれば減価償却費も多く見積もれます。
新築物件のメリットについて
ただ、新築物件の購入は絶対やめたほうがよいという訳ではなく、メリットもあります。
新築物件は、中古物件に比べ、法定耐用年数が長いため長期のローンが組みやすく、維持費も変わりません。
また、オーナー様が建築するのであれば、自由に間取りも設定でき、最新の設備を設置することもできます。
新築物件のデメリットについて

新築物件のデメリットは、価格が高いことです。
新築時物件は、新築物件のプレミアムで家賃を高く設定することができますが、新築時の入居者が退去してしまい、次の入居者を募集する際は新築物件のプレミアムはなくなります。そうなると、家賃を下げなくてはならないので利回りがすぐに下がってしまいます。
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