バブルの懸念拭えぬ賃貸住宅の増加とサブリースの危険性

契約書

現在、住宅の需要・供給が非常に高まっている。
理由としては、相続・節税対策、マイナス金利による融資増大などがあるが、その中にはサブリース方式によるアパート建設もあるようだ。

だが、このサブリース方式による新築購入は注意が必要になる。
なぜならば、新築時は入居者を確保できたとしても、時間と共に空室は増える傾向があるからだ。
また、業者側が「一定期間家賃を保証する」として契約後、空室が増加した場合や築年月が経過した際は家賃を大幅に減額され、トラブルになるケースが目立っている。

現在、全国には820万戸の空室があるが、半分強は賃貸用の住宅である。
そのような中で、「私の場合は大丈夫だろう」と安易な判断で購入を決めるのは非常に危険である。
空室が目立つ中でも、決まる物件は決まる。

良い立地、望まれる設備とはいったいどんなものなのか?
新築と中古はどちらを買ったほうがよいのか?
知識と経験を積んだ上でか、信頼できるパートナーに相談しつつマンション経営を始めるのが得策だといえる。

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