長い老後への備え不十分【金融広報中央委員会】

おじいちゃんおばあちゃん

これから定年を迎える中高年層は老後への備えが不十分。こんな結果が金融広報中央委員会の「金融リテラシー調査」でわかった。50代の男女で老後の資金計画を立てている人は38%。老後の必要生活費を認識していると答えた人の割合は54.4%。将来年金として受け取る金額を理解している人も40.3%と半数を下回る結果が出ている。
この調査は、2016年2月~3月位かけて全国の25,000人を対象に調べた結果。

2015年の日本人の平均寿命は、女性87.05歳、男性80.79歳と過去最高を更新。
これは、日本人の金融リテラシーの乏しさによるもので、老後対策を真剣に考えなければいけないという認識がなされていないこと。特に自分で思ったよりも長生きして老後の資金が足りなくなる「長生きのリスク」に対しての準備がなされていないのも特徴だ。

この準備不足が老後破産に繋がると言っても過言ではないだろう。若年層でも老後の準備をしている人もいれば、今に余裕が無いからという理由で老後の準備をしていない50代もいる。しかしながら、お金のことを真剣に考えられるのも現役サラリーマンである今しかないのだ。晩年の80代に資金が枯渇しないように、毎月入ってくる収入を確保することは非常に重要なことであるといえる。やり方がよくわからないという方は、家賃収入を得る方法を理解できるセミナーに参加してみてはいかがでだろうか。

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