鉄道の高架下に商業施設が開業相次ぐ

鉄道イラスト

2019年末から2020年前半にかけ、鉄道の高架下に相次いで商業施設が開業されることが発表されています。

今回、それをまとめてみます。

秋葉原―御徒町駅間

JR東日本子会社のジェイアール東日本都市開発は2019年12月12日、秋葉原―御徒町駅間の高架下に新しい商業施設
がオープンさせました。物販店や飲食店に加え、宿泊施設が入っています。もともと、秋葉原―御徒町駅には飲食店などの施設がありましたがさらに施設の数が増えます。
このたびの高架下の商業施設の名称は「SEEKBASE AKI-OKA MANUFACTURE(シークベース アキオカ マニュファクチュア)」です。
12日にはこのうち9店舗がオープンし、今後、2020年春にかけてさらに7店舗が順次開業する予定になっています。
店舗のほかには、ホテルも開業。客室数は29室で、高架下という立地を生かした内装が特徴だということです。
 

浅草駅―とうきょうスカイツリー駅間

東武鉄道は2020年4月17日、東武スカイツリーラインの浅草駅―とうきょうスカイツリー駅間の高架下に商業施設を開業します。
この商業施設の名称は「東京ミズマチ」。こちらも秋葉原ー御徒町間と同様の宿泊施設も入居。そのほか、飲食・物販店12店と墨田区の産業交流施設が入る予定になっています。4月にまず6店舗が開業し、6月以降に全店舗がそろう予定になっています。
 
さらに、浅草とスカイツリーを結ぶ歩道橋「すみだリバーウォーク」も4月13日に開通します。東武線の鉄道のわきに長さ160メートル、幅2.5メートルの歩道橋となり、浅草とスカイツリーをつないで回遊性が高まることを期待されています。
 
 

有楽町―新橋駅間

JR東日本子会社のジェイアール東日本都市開発は6月下旬に有楽町―新橋駅間の高架下に新たな商業施設を開業する予定となっています。
各地の特産品を扱う物販店や飲食店など約50店舗が入ります。長さ約300メートルと銀座駅や日比谷駅にも近い高架下の空間を有効活用した施設で、明治時代に造られたレンガアーチの高架橋も補修するなど再整備される予定です。
新施設の名称は「日比谷OKUROJI(オクロジ)」で、青森県八戸圏域のアンテナショップや名古屋で人気のウナギ店などが入るとのことです。

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