街ランキング、城東・城北人気上昇
- 2020/3/13
- ニュース

不動産情報サイト「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」を運営する株式会社LIFULLにより、2019年11月29日~12月3日に、首都圏7万人と近畿圏3万人を対象に実施した「なんでも街ランキング」の結果が発表されました。
調査項目には8項目があり、それぞれは「生活費が安い街」、「子育てしやすい街」、「シニア世代が住みやすい街」、「災害に強そうな町」、「治安がいい街」、「ジョギング好きが多く住んでいそうな町」、「新参者にやさしい街」、「意外と昼のみが楽しめる街」との項目です。
吉祥寺は定番の人気エリアとして、6項目に登場して、依然高い人気を持つことが分かります。一方、従来城南・城西エリアに人気ある街に集中していましたが、スカイツリー効果、下町の暮らしが評判され、城東・城北エリアも人気が出てきています。北千住と赤羽は8項目の中に、別々に4項目にランクインしました。
「生活費が安い街」は、都心へのアクセスが良好で、生活面的にハードルが低いため、庶民的な印象があるエリアがランクインしました。1位は赤羽、2位は北千住、3位は小岩となります。
「子育てしやすい街」の前4位は、一都三県は揃いました。1位は千葉の流山おおたかの森、2位は神奈川県の武蔵小杉、3位は東京都の二子玉川、4位は埼玉県の浦和です。どれでも首都圏の近郊~郊外で、駅周辺が開発され、利便性と快適性のバランスが整ったエリアです。
「シニア世代が住みやすい街」には、おばあちゃんの原宿として知名度が高い巣鴨が1位となり、吉祥寺と赤羽が続いて並びます。「子育てしやすい街」と同じように、駅周辺の施設が整備されて、生活しやすい印象強い住宅地が多くランクインしました。
2019年台風19号の影響で、ますます関心が高まる「災害に強そうな町」には、国や自治体の拠点となる施設が周辺に立地する街で、駅周辺に大規模オフィスが多く、防災体制が整っているのが共通の特徴です。1位から3位は東京、新宿、大宮との順番になります。