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「海外不動産投資の注意点~家賃未送金~」
- 2016/8/29
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Aさん夫婦は会社員時代、昇給してもノルマがきつく給料も増えない状況から抜け出すべく、不動産投資を始めた。当時は、国内の不動産融資がつかなかったことや円高だったこともあり、2012年海外不動産投資をする決意をした。経済成長する国では日本よりも高いリターンが得られるだろうと期待したことも要因の一つだ。
しかし、アメリカ・デトロイトで購入した中古住宅で悔しい思いをしている。それは、1年半以上家賃が取れていないからだ。販売に関わっていた日本人のグループが行方不明になってしまったことがきっかけで、当初契約していた現地の管理会社も変更せざるを得なくなった。国内の代理店を通して別の現地管理会社と契約したが、その管理会社が家賃の送金をしてこない。国内の代理店に対応するよう迫ったが状況は改善しなかった。Aさんは投資仲間から現地に行くべきだと勧められているが、英会話が出来ないため行動出来なかった。
この一件で、海外不動産に投資する際は、「言葉巧みに勧めてくる人を信用しない」「信用出来るか、物件紹介してくれる人物も現地での投資を把握しているか確認する」「海外で投資をするのであれば、語学力を磨く必要がある」と、学んだ。
海外・国内問わず、不動産投資をするにあたり、きちんとした会社を選ぶことの大切さが分かるだろう。
多くの不動産投資会社は、物件を売ることが仕事であり、収益が出ない購入後のフォローはやらない会社がほとんどだ。しかし本当の不動産投資は、物件を購入することではなく、購入後にしっかりと運用していくことが大切なのである。購入後のアフターフォローもしっかりと行ってくれる会社を選ぶことが、不動産投資成功の秘訣と言えるだろう。