【資産運用NEWS 第1回】コロナで格差が拡大する?

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【資産運用NEWS 第1回】コロナで格差が拡大する?

和不動産では、「資産運用NEWS」と題して皆様に資産運用をするうえで有益な情報をお届けしたいと思い、資産運用ニュースの企画を始めることにいたしました!

今後、毎月第2・第4金曜日にリリース予定ですので、楽しみにしていただけたらと思います。

記念すべき第1回目は

①コロナが私たちにもたらした影響
②マイナス金利は逆効果?

というテーマでお話しさせていただきます。

ぜひ最後までご覧ください!

コロナウイルスが私たちにもたらした影響


2020年、新型コロナウイルスは突如として全世界を襲い、世界中に大きな影響を与えました。わが国も例外ではなく、感染拡大防止のために緊急事態宣言が発令され、外出自粛を強いられるなど、私たちの日常は一変しました。

街を見てみると、通行人がマスクを着け、お店に入るとアルコール消毒をするという光景が当たり前になりましたよね。

初めて「新型コロナウイルス」という言葉が出てきてから1年が経ちましたが、未だにテレビのニュースで1日の感染者数がトップニュースとして報道されています。落ち着くにはまだしばらく時間がかかることでしょう。

このウイルスは、様々な業界に影響を与えました。特に飲食業、旅行業が大打撃を受けたことはご存じかと思います。しかし、それだけではありません。業界に関係なく、収入の多寡で大きな影響があったことを確認していきましょう。

皆様は、今コロナの影響で格差が拡大していることを知っていますか?かつて日本人は、1億総中流階級と呼ばれ格差とは程遠い経済環境の中で生活してきました。

しかし、今は違います。高所得者と低所得者の貯蓄額にはすでに格差が表れ始め、経済問題や社会問題に発展しているというのです。それでは、なぜ?ウイルスが格差を広げているのでしょうか?確認していきましょう!

なぜ?ウイルスが格差を広げているのか?

それは、高所得者と低所得者の収入と支出のパターンの違いにあります。

コロナの影響により、低所得者層の収入は減ったうえに、支出は元々ギリギリだったため変化せず、節約が出来ずに貯蓄が減少。一方で高所得者層は、収入は変わらずにあるにも関わらず、節約をしているため支出が減り、貯蓄が大幅に増加しました。このコロナ禍において、生活が苦しくなっている人と生活が豊かになっている人がおり、その差は広がっているのです。

以上の理由で、格差は拡大しているのです。

上の図をご覧ください。変化前の社会階層構造を見ると中間層の人数が最も多く、左右対称に見える釣り鐘型の分布図を形成していました。(ベルカーブの世界)

これが、かつて日本人が、総中流階級と呼ばれていた時代の世界です。

しかし、格差の拡大はベルカーブの世界を大きく変えることになりました。それまで中間層の下に位置していた人々の富が減少することになり、中間層という概念が見えなくなるほどの極端な図になったのです。(ショートヘッド・ロングテールの世界)

実際に、下図の総務省「家計調査報告書」(2019年)のグラフも、ロングテールの世界と似たような曲線を描いています。

もともと高齢化によってわが国の経済格差は上昇していたため、コロナはそれを加速させたと言えます。今後は、このロングテールの世界で生きていかなければなりません。その中で、自分がどこにいるか?を、真剣に対策する必要があるようです。

マイナス金利は格差縮小に逆効果?

格差の拡大はマイナス金利によっても、もたらされています。マイナス金利政策でもたらされた資産バブルでは、格差を縮めることはできず結果として「持つ者」にしか得がなく、「持たざる者」は置いてきぼりをくらってしまいました。

日銀によると2020年末時点で銀行と信用金庫を合わせた貸出平均残高は577兆円に上り、5年前に比べて80兆円増加しました。

しかしこれ以上に伸びたのが投資に回るお金で、日本投資顧問業協会会員の契約資産残高は2倍以上増加し、400兆円にまで増えています。これは、生活に苦しんでいる人がいる一方、資産を増やしている層もいるということ。

これらの余った資金が株式や不動産投資に流れ込み、「資産バブル」を起こしているのです。

残念ながらこれは「持つ者」が行えることであり、「持たざる者」には特に恩恵はありません。なぜなら、資金を借りて投資をするのは、ビジネスオーナーや不動産投資家の専売特許だからです。一般の投資家は、借り入れをしてまで投資はしません。マイナス金利は、お金を借りない人にはメリットがないのです。

「マクロでみれば借金する政府や企業が勝ち組、貸し出す金融機関と預金の多い家計は負け組」と、専門家も指摘しています。

これは、不動産投資を始めて、ローンを組む人にはメリットがありますが、それ以外の人には何のメリットもないということです。それだけ、マイナス金利は、投資家にとって大きなメリットがあります。

今現在、日銀の黒田総裁はこのマイナス金利政策の見直しに消極的な態度を示しています。マイナス金利の恩恵は、お金を借りて初めてメリットが享受されるのです。

格差を縮めるには現状を把握し、今自分がどんな行動をすべきか知る必要がありそうです。

おわりに

今回のコロナウイルスはある意味私たちにとって、格差の拡大に警鐘を鳴らしてくれた良い機会になったのではないでしょうか?こういった機会でないと、将来のことを考えるきっかけがなかったかもしれません。

数年後、コロナ禍を抜け出し、今を思い出すことがあると思います。その時に私たちがどのような状態になっているかは、まさに今にかかっているのです。

今回の記事をご覧になり、将来への不安が高まった方もいらっしゃると思いますが、危機感を感じている方が早い段階で資産運用を検討することは珍しいことではなくなってきています。

和不動産においても、「コロナを機に資産形成を本格的に考えるようになった」というオーナー様も多く、マンション投資を選択する人は増えているのが現状です。マンション投資を始められているオーナーの皆さまには、コロナへのリスクヘッジとして、マンション投資の有効性を実感していただけたらと思います。

コロナによって社会情勢が大きく変化した今、和不動産でも日々情報をアップデートし、セミナーの内容を強化しております。すでにマンション投資を始められている皆さまにおかれましても、今一度、マンション投資のメリットをセミナーや個別相談にて再確認していただけたら幸いです。

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