都心で高級ホテル開業ラッシュが始まる。
高級感を打ち出し日本を訪れるビジネス客の宿泊需要を狙うようだが、特に東京駅を中心としたエリアで老舗や外資も含めたホテル間の競争が激しくなることが予想されている。
最も安い部屋で6万円、最高級の部屋で59万円という高級ホテルの計画や、伝統的な日本旅館を現代的にアレンジしたホテルでは予約が順調に埋まっている。
カナダの外資系企業なども、訪日客の拡大を取り込もうと相次いで都心で高級ホテルの開発計画を進め、英大手ホテルグループも、ANAホールディングスと日本国内で高級ホテルの展開を進めている。
「2020年 夏期東京オリンピック」へ向けて再開発が進む東京だが、訪日観光客への対応が出来るよう整備すると共に、外国人就労者を拡大させる試みも行われている。訪日客を狙った市場の動きにより、今後さらに都心の人口が増えていくと予想される。