【資産運用NEWS 第5回】渋沢栄一の金言から見る不動産投資(後編)

和不動産がお届けする「資産運用NEWS」。今回も資産運用に関する有益な情報をお届けしたいと思います。今後の資産運用の参考にしていただけたら幸いです。

今回は、前回に引き続き『渋沢栄一の金言』の後編をお送りいたします。その教えを不動産投資に活かしていきましょう。

渋沢栄一が日本経済界のパイオニアとして大活躍した明治時代。彼の経済を見る規模感は、一般的な日本人では測れないスケールでした。明治維新・文明開化の日本を突き動かした株式会社や銀行。そこには民間人の小資本を集中させ、社会の進歩をも促した渋沢栄一の志が詰まっています。

そんな渋沢のお金への哲学から生まれる名言は、政治家や役人・起業家に限らず、不動産投資を進める皆様にもぜひ触れて頂きたい金言と言えます。

後編の今回は、リスクを恐れない・投機的な考えを捨てること・投資額と投資家の期待の関係など、さらに6つの金言をご紹介します。

 

 

▼資産運用NEWS 第4回『渋沢栄一の金言から見る不動産投資(前編)』はこちら▼

https://mansionkeiei.tokyo/news/?p=3457

前編で紹介した金言

①「よく集め、よく散ぜよ」
②「正しい道理を踏んで得た富貴ならばあえて差し支えない」
③「義利合一に対する疑念は、今日直ちに根本から一掃せねばならぬ」
④「細心にして大胆なれ」
⑤「単に物を節約するという消極的一方だけではよろしくない」
⑥「言う人、必ずしも行わず」

 

渋沢の金言⑦

「何もせずに暮らすは一つの罪悪である」

■リスクと戦ってこそ大きく成せる

起業、投資、いずれにせよ起こした行動にはリスクが必ず付随します。それゆえ、日本では「何もしないことがリスクを負わない賢い行為」のように考える人も多くいるのが実情です。しかし、社会や経済は「他の誰かが動くことによって」回っています。積極的に動く側に回るべきと渋沢は主張します。

 

■行動に起こせないのは、リスクが怖いから

たとえば、不動産投資を始めたいとは思っていても行動を起こせていない方もいらっしゃるかと思います。なぜ行動を起こせないのか。それはやはり、「リスクが怖いから」ではないでしょうか。もし不動産投資にリスクが無ければ、誰しもが不動産投資を行っているはずです。

ただ、リスクを怖がり行動を起こさなければ、何も変わりません。年金不安や老後の資金不足問題が騒がれている現代、老後の資金は2,000万円も不足すると言われています。

成熟した社会では、自分がとった行動に対して必ず代償があります。何もせずに暮らすことは、日本国民の三大義務「教育」「勤労」「納税」の精神に反するのです。そして、働かなければ収入は得られませんし、将来対策を何もしないことに対する代償は豊かな老後を過ごせないことになります。つまり、何もしないということにすら、代償はあるのです。

不動産投資における一番のリスクは、「不動産投資を理解していないこと」です。もちろん、その代償は、収益を上手に獲得できないことでしょう。不動産投資を始めたいとお考えであれば、まずは自分の目標や投資方法、始め方、そしてそれによるリスクを正しく把握しておくとよいのではないでしょうか。その努力に対して、収益の獲得という代償が得られるはずです。分からない戦い方で見えない敵に対処するのは困難です。投資を行動に移す前に、様々な投資方法の情報を収集し、「不動産投資とはどんなものなのか」を把握されることをお勧めします。

 

■「分からないから動かない」から「知っている道を歩く」へ

渋沢が言うように「分からないから動かない」というのは非常に勿体ない状態といえるのではないでしょうか。分からないことは学び、イメージすることで道は明確になります。今の時代、何もしないことに対する見返りは、ほとんどありません。むしろ、マイナスに作用する可能性もあります。一歩を踏み出すきっかけとして、弊社のセミナーをご活用いただければ幸いです。

 

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渋沢の金言⑧

「一時の成敗は泡沫のごときものである」

 

■長期的な視野に立ち、小さな変化に一喜一憂しない

一時の成功も失敗も、非常に長い人生からすれば一瞬の泡のようなものです。投資においてはどうでしょうか。短期の売買取引で目の前の利益の結果に一喜一憂するのではなく、長い目で見る視点が不可欠です。それはすなわち持続的に利益を生み出すことが出来る価値を、重視することにあるのです。

不動産投資に置き換えてみると、一時の成敗とはその時その物件の瞬間的な利回り・キャッシュフローを指すと考えてみてもいいかもしれません。購入時は魅力的な条件であっても、時が経過し家賃が下落したり、莫大な修繕費がかかるなど、購入時のプランを維持できずに赤字に突入するようなケースがそれに当たるのです。最重要ポイントは、「その物件が持続可能な利益を生み出せるのか」にあります。不動産投資では、時が経過しても、購入時の価値が下がりにくい「持続可能な」価値を重視し、長い目で見たときに失敗しないかを見極めることが大事でしょう。

公示地価上昇

 

■投機と投資は異なる

投機と投資は異なります。イメージ的に投機は「キャピタルゲイン」を指し、投資は「インカムゲイン」を指していることが多いように思えます。

キャピタルゲインを得るための投資の一番の敵は、「欲」です。成功するか、失敗するかは、「己の欲をコントロールできるかどうか?」にかかっています。「調子が良い時に辞められるか?」「損を取り返そうという気持ちをコントロールできるか?」など、欲と妄想をコントロールしなければなりません。己の中に敵はいます。成功できる人が少ないのは、毎度 己に勝てる人が少ないからでしょう。

一方、インカムゲインを得るための投資のイメージは、「仕組みづくり」です。仕組みを作ることが重要ですから、己の欲や妄想と戦う必要はありません。キャピタルゲインを得る投資も仕組みで運用できているうちは良いのですが、途中で欲に負けてしまうこともあります。そのため、気持ちを介在させない仕組みづくりを中心とした投資を実施していただければと思います。仕組み作りで大切なことは、「シンプル」さ。シンプルな仕組みであるから、投資は管理しやすくなるのです。管理できないものは、勘や感情で動きがちなので、「投機」的な投資になってしまうかもしれません。その辺を上手く見極めて、運用して下さい。

不動産投資では、利回りだけに注目することはおすすめできません。それだけを理由に飛びついて購入してしまうのは「一時の成敗」に惑わされているということになる危険性があります。前述したように、購入時は魅力的な条件であっても、長期的に運用をしていく中で状況が悪化する可能性があります。周辺エリアの相場賃料や物件の細かな点に注意して判断を下しましょう。「その物件が長期的に持続可能な利益を生み出せるのか?」しっかり判断してください。

 

■コツコツ努力を続けることが投資成功への近道

長期的な投資は辛抱強さも求められます。マンション投資で言えば、初めから理想の結果が出なくとも繰上げ返済や追加投資などキャッシュフローの向上に向けてコツコツ努力をし続けることで、収支改善が期待できると考えられます。仕組みづくりとは、概ね努力の賜物です。コツコツと努力して仕組みを構築すれば、頑丈な土台となり良い結果をもたらすことでしょう。不動産投資は効率化が進むと収支が指数関数的によくなる傾向にあります。いつしか、気づいたらキャッシュフローが驚くほど良くなっていたと言える日まで、今日より少しでも良い明日を目指して行動を繰り返しましょう。

 

渋沢の金言⑨

「銀行に集まってこない金は、滴と変わりない」

 

■大目標達成のために資本を集中させる

お金によって人は裕福になり、国が豊かになります。しかし、休眠しているお金がバラバラに点在するのでは意味がありません。銀行の目的とは何か。それは滴のような小資本を集め大河にし、産業・経済の水車を回す力に変えることにあるのです。ファンドの目的も同じです。お金とは活かすために存在するのです。

■お金を活かして資産を育てる

日本人が貯金の好きな国民であることは、前編の名言④『単に物を節約するという消極的一方だけではよろしくない』でもご説明いたしました。(前篇はコチラから)収入の中から月々いくらと決めて預貯金に回す家庭も多いかと思います。しかしそれはあくまで「お金を寝かせる」ことです。「お金を活かす」ことには繋がりません。

今は、多くのお金が銀行口座に眠っていて、経済が停滞しています。GDPとは、国内総生産という意味があります。お金が使われなければ、経済は回らずその結果、日本国民の給与は上がりません。他の先進国は給与が右肩上がりなのに対し、日本の給与だけが停滞している現状があります。付加価値は、消費されてこそ意味があるのです。

資産運用に置き換えると、お金を貯めているだけのお金持ちは少ないでしょう。お金は使うことによって、初めてリターンを生みます。つまり、お金は使えば使うほどリターンを生み、自分に返ってくるということです。お金は貯めるためにあるのではなく、活かすためにあります。これが、お金持ちがお金持ちになる理由と言われているのです。お金が貯まらないのは、お金の使い方に問題があるからです。実は、お金とは稼ぐことより、自分に見返りがあるように使うことが一番難しいことなのかもしれません。

不動産投資は、お金を不動産という資産に投じることを指します。資産とは「その資産を活用することで自分に収入をもたらすもの」のことです。収入の何割かを貯め、不動産投資を購入し、リフォームや金融コストを下げながら物件の価値を維持する。このように不動産(資産)に手を加えて「育てる」ことによって、気がつく頃には繰り返し富を実らせる木になるのです。

 

マンションとアパート

 

渋沢の金言⑩

「利他の観念なき者がいかに富を積んでも、

国が富んだとは言わない」

 

■利己的な精神を超えて、社会を豊かに

不安な老後に対応しようとただただ資金をため込み、社会保障に依存するだけで自らお金を回さなければ、次の世代に豊かな社会を引き継ぐことは不可能です。自分本位の「利己」を超え、「利他」の精神になることで「本物の富」を積んだことになります。

 

虎ノ門ヒルズ

 

■不動産投資を通じた「利他」

不動産投資における「利他」とはどんなことが考えられるでしょうか?

不動産投資における「利己」とは、過度な節税です。税金を払いたくないので過度な節税を検討する方もいらっしゃいますが、不動産投資で規模を大きくしたいのであればきちんと納税することも検討しなければなりません。なぜなら、不動産投資は、レバレッジを活用する投資だからです。

銀行の立場に立って考えてみるとわかりやすいと思いますが、大きく黒字の会社とギリギリ黒字の会社と赤字の会社とあったら、どの会社に融資をしたいでしょうか?大きく黒字の会社に融資したいと思うのが、当然でしょう。ギリギリ黒字の会社は、過度な節税ととらえて頂ければわかりやすいかもしれません。しっかり納税して内部留保を確保していなければ、次の物件購入時の頭金も用意できないでしょうし、突然の支出に困ってしまうでしょう。ギリギリ黒字の会社に融資をしたがる銀行は、少ないと思います。

不動産投資の規模を拡大したい方にとっても、納税は避けたいところでしょう。しかし、納税し内部留保を確保することで、融資を受けやすくなることも事実。適切な節税はした方が良いでしょうが、過度な節税を避けた方が良いという理由はここにあります。銀行が融資したいと思える不動産投資家になることが、不動産投資家として成功することにも繋がるでしょう。

渋沢氏は、「正しい道理を踏んで得たる富貴ならばあえて差し支えない」という言葉を残しています。不動産投資で利益を出しかつ、きちんと納税するということは正しい道理を踏んでいることになるでしょう。これがまさしく、不動産投資における「利他」ではないでしょうか?

 

渋沢の金言⑪

「最も重要なるは信である」

 

■投資には人の「信」の心が乗っている

株価とは何かを考えたことがありますか?株価とは企業の将来性を表現するバロメーターです。株主がどれだけその企業に「信」を寄せているか。株価は「信」の量を反映します。わが国の未来に希望を持つためには、社会の基礎を作り上げる企業の資本を集積する日本の株式市場に、国民の「信」を集める道理が必要なのです。

 

 

■不動産投資においても「信」は重要

不動産投資においても「信」は重要です。

物件に「信」があるから、担保価値は生まれます。不動産投資家に「信」があるから、金融機関が融資をしてくれるのです。不動産投資家としての「信」がなければ、困った時に誰も助けてくれません。それだけ不動産投資をする上で、「信」は重要だと言えるでしょう。

先ほど、「利己」と「利他」の話をしました。皆さまが金融機関や入居者であったら、「利己」の強いオーナー様とお付き合いしたいでしょうか?どちらかというと「利他」気持ちが強い方とお付き合いしたいでしょう。不動産投資は、長い年月をかけて仕組みを作り上げていく投資。周りにもきちんと配慮して、長いお付き合いを目指した方が得るものも多いのではないでしょうか?

めぼしい物件があって投資したいが、本当に「信」を寄せてもいい物件なのか分からない、という方はぜひ当社無料個別相談にてご相談ください。

渋沢の金言⑫

「『論語と算盤』というかけ離れたものを

一致させるのが今日の緊要の務め」

■道徳・道理と経済は車の両輪である

渋沢の若き日の日本は、「論語(道徳・道理)」と「算盤(経済)」は遠くかけ離れた存在であると考えていました。しかし、道徳・道理を解くだけでは日本は豊かにならず、算盤を弾いて自分の懐を温めるだけでは日本人の精神的成長は望めません。両者を車の両輪として一致させる渋沢のポリシーは、令和の現代であっても求められているのです。

今は、共感の時代と言われています。そして、WIN-WINな関係が、よしとされている世の中です。渋沢の代表的な考え「論語と算段」。明治時代の偉人が、令和の今、投資家や起業家の指針になる言葉を残していることに脱帽です。しかし、歴史は繰り返すという言葉があるように、事業で成功するポイントは今も昔も変わらないのかもしれません。

 

マンション経営 

おわりに

渋沢栄一の金言特集、その後編をお送りいたしました。

■渋沢の哲学を不動産投資に

後編も、渋沢の金言には不動産投資に通用するものが数多くありました。

・リスクや投資手段を正しく学ぶことで積極的な行動を開始する
・一時的な誘惑、一時的な不調に一喜一憂せず長期的な価値を追求
・お金は眠らせず、活かして回す
・利他の精神を持つ
・物件への期待を、すぐに諦めて捨てない
・道徳や道理と経済は相反するものではない

資本を集め、長期的・戦略的な目線を持ち、道理に適った投資を進める。このことで投資する不動産は、長期安定的な収益をもたらす「本物の富」になりえます。

日本経済の礎を築いた渋沢栄一の哲学を学び、マネして活かすことで、みなさんの不動産投資もよりよいものになるかもしれません。ぜひたくさんの不動産投資家様や弊社オーナー皆様の自己実現・目標達成のために、今後の投資活動にお役立ていただければ幸いです。

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今号も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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