【資産運用NEWS 第9回】単身者向け物件で人気の設備とは!?10年間で変化するライフスタイル?

和不動産がお届けする「資産運用NEWS」!今回も資産運用に関する有益な情報をお届けいたします。今後の資産運用の参考にしていただけたら幸いです。

第9回目の今回は『入居者に人気の設備』をテーマに、2010年~2019年の10年間で物件に対して入居者に求められてきた設備の変遷を見て参ります。ワンルームマンション投資を得意とする和不動産らしく、特に単身者むけ物件を中心に解説しますが、後段では参考としてファミリー向け物件との比較も致します。

(今回提示するランキングは、全国賃貸住宅新聞が毎年発表する『入居者に人気の設備ニーズランキング』の2010年~2019年データです。)

2020年以降のコロナ・ショックにより、新たな生活様式と新たな設備ニーズが生まれていますが、それ以前に培われてきた入居者ニーズを知ることで、コロナ終息後にも参考にしやすい単身者向け物件の在り方を一緒に考えてみましょう。

 

【表の見方】
上段は「これがあれば賃料が上がる設備」のランキングです。物件の付加価値アップに有効な設備であり、導入することで入居者探しの競争力を強化します。

下段は「絶対条件となる設備」のランキングです。賃貸住宅においてスタンダードといえそうな設備であり、未導入の場合にはディスアドバンテージとなりえます。

①「宅配ボックス」の需要が増加

まず注目したいのが、「宅配ボックス」です。
「賃料が上がる設備」としては2013年に7位でランキング初登場。その後7位→7位→10位→8位→3位→2位→3位と上昇傾向にあります。

「絶対条件となる設備」としては2015年に9位で初登場。その後9位→10位圏外→8位→8位→8位と安定的にランクインし、徐々に定着しつつあると言えそうです。

インターネットショッピングの利用増

インターネットショッピング(EC)はすっかり普及し、最近ではAmazonで生鮮食品が気軽に購入できる他、メルカリなどの中古品販売も一般的となりました。また、運送業者の再配達にかかる人件費コストも社会問題となり、利用者も運送業者もWin-Winとなる宅配ボックスの利用は今や生活に定着しつつあります。

コロナ後を考える

さらにコロナ・ウィルス蔓延に伴い外出が控えられる世の中になりました。その結果、非食品の購入をECで済ませる人が増えた他、食品に関しても「ネットで済むならネットで」という考え方が広く生まれたのです。(ウーバーイーツ・出前館などの台頭も影響していると言えるでしょう)
時間的な利便性は、一度経験するとそれがなかった頃に戻るのは難しく、宅配ボックスは今後も「入居の絶対条件」としても地位が高まる可能性があると考えられます。

②通信費節約のための「インターネット無料」

「賃料が上がる設備」を見てみると、「インターネット無料(以前はブロードバンド無料)」が長らく上位にランクされていることがすぐに分かります。
「絶対条件」としても2010年の6位以降じわじわと順位を上げ、2019年には3位にランクインしました。

単身世帯にとって、通信費は家計消費の中でも大きなウェイトを占めています。また、2000年代終盤以降のスマートフォンの普及により、「パソコンがなくても最低限のネットサーフィンはできるので、固定回線のコストはできるだけ抑えたい」というニーズの傾向もありそうです。

今後はより高品質な回線が求められる

今後のインターネット環境を考えると、リモートワークの増加やオンラインゲームの流行、動画サイト利用の一般化など、より「快適な」回線環境が求められる可能性が予想できそうです。
コロナ以降に急速に広まったリモートワークは、コロナの有無に限らず人々の働き方に一石を投じました。自宅は居住者にとって、住むだけのものから仕事場としての機能も求められつつあります。リモートワークにとって欠かせないのが接続切れを起こしにくい安定した回線です。
さらに、利用が高まっているオンラインゲームやYouTube・Netflixなどの動画サイトでは一度に大量のデータ通信が必須です。脆弱な回線の場合、集合住宅特有のプロバイダーの乗り換えづらさによって、むしろ敬遠される時代も到来するかもしれません。

③セキュリティ関連の設備は根強く人気

ランキングに登場する設備の中でも「エントランスのオートロック」「ホームセキュリティ」「TVモニター付きインターホン」など、セキュリティに関するものは10年間を通して継続して登場しています。

特に「TVモニター付きインターホン」は「絶対条件」で1位・2位に登場し続けています。中でも女性はセキュリティの意識が高い傾向にあり、前述の宅配ボックスと同様、不在配達の際にも非常に便利なTVモニター付きインターホンは、今後も入居者にとって高い需要があるのではないでしょうか。

「絶対条件」のランキングに2017年から登場し、2019年まで3年連続1位を記録している「室内洗濯機置き場」においても、セキュリティへの意識の高まりがニーズに繋がっています。

古い物件になると、洗濯機置き場はバルコニーや玄関外の廊下にあるケースも珍しくありません。しかしそれでは、雨の日に洗濯が大変なばかりでなく、洗濯機をかけようとするのにも外から人の視線を気にしないといけません。
繰り返しになりますが、女性の一人暮らしなどではこれは危険といえます。当然ながら、家の中で洗濯機が使える屋内洗濯機置き場が必須の設備となってきます。

浴室換気乾燥機も安定した人気

室内洗濯機置き場に関連する設備として「浴室換気乾燥機」が挙げられます。「絶対条件」としては2017年に一度10位に登場したのみですが、「賃料が上がる条件」を見てみると2010年の3位→4位→3位→10位圏外→4位→3位→3位→5位→5位→4位と、概ね高い順位を維持しています。
忙しい単身世帯にとって、時間を選ばず洗濯物が干せる浴室換気乾燥機は非常に便利です。導入している物件は、付加価値として非常に重宝さるでしょう。

④これらの変化はスマートフォンの普及がもたらした影響

賃貸住宅にスマートフォンがもたらした影響は大きく、その影響について考えてみましょう。

スマートフォンが賃貸住宅にもたらした一番大きな影響は、繁華街の衰退です。渋谷に若者が集まらないため、大人の街に変貌をとげているという報道を耳にしたこともあるでしょう。これこそが、ネットショッピングとスマートフォンの影響です。

ネットショッピング普及前は、実店舗に行かなければ買い物ができませんでした。充実した買い物がしたいのであれば、品ぞろえの豊富な繁華街の量販店に出向くことが当たり前。しかし、ネットショッピングが普及すれば、オンライン上で品ぞろえが豊富なうえに家まで無料で運んでくれるわけですから、そちらが選ばれるのも当然です。

そして、友人との付き合い方も、スマートフォンが大きく変えました。以前は、友人と集まる際に集まりやすいターミナルである「渋谷」「新宿」「池袋」に集合することが多かったと思います。しかし、スマートフォンの機能が向上し、住所を相手に送れば初めての待ち合わせ場所でもスムーズに合流できるようになったのです。

しかも、検索機能やポータルサイトが充実した結果、珍しい観光地やおいしい飲食店を求め繁華街以外の街に繰り出すことも多くなったはずです。そのため、繁華街の役割が大きく変化してきています。

実際、コミュニケーションもSNSを使えば家で十分とれるようになりましたし、オンライン飲み会など飲み会自体も家出できるようになりました。これでは、繁華街に出向くケースが減少するのは、必然といえるでしょう。

以前は、仕事終わりに繁華街による社会人も多かったため繁華街の近くというニーズが大きかったのですが、繁華街に出向かなくなったので通勤利便性の高いエリアの人気が高まったのです。

今後は、テレワークの影響で、通勤利便性を確保しながら商業施設が充実している地域に人気が高まるでしょう。そういった事情をふまえて、物件の買い替えを行うオーナー様も増えています。参考にして下さい。

【参考】ファミリー向け物件との違い

視点を変えて、ファミリー向け物件のニーズと比較する形で、単身者向け物件のニーズを俯瞰してみましょう。


追い炊き機能

ファミリー向け物件の需要でまず目につくのが「追い炊き機能」です。ファミリーの場合、一度浴槽にお湯を張ってから、それを家族間で再利用するのが一般的です。その際に必要になるのが「追い炊き機能」です。単身者向けの場合、浴槽自体が大きくなくシャワー利用に留まるケースが多いため、需要に強く表れておりません。

ファミリーに求められるシステムキッチン。単身者は?

3人や4人以上など、揃って食卓に集うファミリーはキッチンにも機能性が求められます。
よって、単身向け物件と比較して登場頻度が高いのが「システムキッチン」ですが、一方で単身者向け世帯では良い調理環境は必要とされないのでしょうか?

実はそのようなことはなく、単身者向けの調理設備は「(二口/三口)ガスコンロ」という形でランキングに登場しています(一部「システムキッチン」としても散見されます。)。また先ほどもご紹介した通り、2020年のコロナ・ショック以降は、外出自粛に起因して自炊のニーズも高まっています。単身者向け物件と言えど調理環境は入居者がよく見ているケースもあり、できれば二口以上のコンロが喜ばれるでしょう。

おわりに

ここまで、入居者が求める設備の変遷を、単身者向け物件を中心に見て参りました。
「宅配ボックス」「インターネット環境」「セキュリティ」「(二口/三口)ガスコンロ」など、単身者の生活環境の変化を色濃く反映しています。加えてその移り変わりも、世間の変化に敏感と言えます。

居住者ニーズに応え、空室リスクを避けるためには、常にできうる範囲で設備のアップデートを心がけることが「居住者に人気の物件」であり続ける重要な努力と言えるのではないでしょうか?

和不動産は都心の築浅中古ワンルームマンション経営をお勧めしています。ご提案する物件の仕入れにおいても、社会にアンテナを張り巡らせ、プロの目線から居住者に人気が出やすい設備のものを意識したものばかりです。流行り廃りは、世の常。自分の常識に過剰に縛られるのではなく、柔軟に対応していきましょう。その方が、結果は出やすいはずです。

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