マンション経営において「空室保証」は非常に魅力的だ。また「高利回り」もマンション経営者にとっては大変耳障りが良い。しかし、それだけで判断するのではなく、しっかりとそれを支えるビジネスモデルについても考えていかなければならないと、改めて考えさせられたのが今回紹介するニュース。このニュースを聞いて「ヒヤッ」としたマンション経営者も多いのではないだろうか。
2月28日の日経新聞に女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」投資を巡るトラブルについての記事が掲載されていたので、ご紹介したい。
今回、大半の所有者に物件の取得資金を融資していたS銀行が一時的に返済を猶予することがわかった。
シェアハウスを販売していた会社は、物件を一括借り上げして女子学生らに転貸し、所有者に一定の家賃を保証する「サブリース」と呼ばれる方式を売りにして30~50歳の会社員らを取り込んでいた。
しかし、十分な入居者を確保できていない物件も多く、2018年1月には約700人いるオーナーへの賃借料の支払いができない事態に陥った。サブリースは家賃収入を返済原資に充当する仕組みのため、S銀行への返済に窮するオーナーが続出している。
S銀行はかぼちゃの馬車に対する融資の妥当性を調査中で、その期間、毎月1日の返済を事実上猶予する考え。
被害相談を受ける弁護士によると、S銀行が所有者らに送った調査票に、期間中の返済を事実上猶予する旨が記載されていたという。相談事例の中には、順調に入居者を確保して満室になったとしても、毎月の返済資金に足りない事例も含まれていた。
2月27日、被害者の会は横浜市内のS銀行支店を訪ね「返済の前提条件が崩れたため、返済を止める」という趣旨の「返済停止通知書」を76人分提出した。
今後も、かぼちゃの馬車に関する問題の行方はニュースにてお伝えしていきたい。
本業の仕事が忙しく時間に限りがあるからこそ、副収入を得る方法としてシェアハウス経営を選んだであろう被害者の方たち。
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