
年金債務最大91兆円【有価証券報告書をもとに3,642社を調査】
上場企業の年金債務が2015年度末で91兆円と過去最高に。年金債務は企業が年金・退職金を支払うために、現時点でどれだけ蓄えておくべきかを示す数字で、日銀がマイナス金利の影響で金利水準が全般的に下がって運用状況が悪化し、年金債務を厳しく見積もる必要性が高まっている。
この結果、企業年金の未積立額は26兆円に拡大し、業績の重荷になるのが避けられない状況になっている。
企業の積立金が不足することで、将来の保障が不確定になる恐れもあります。企業の運用のプロが、金融情勢の変化で運用に四苦八苦している状況。
これは個人における資産運用にも同じ状況が当てはまり、預貯金や有価証券等の自分がコントロールできない運用環境下では資産が目減りすることが、大いに考えられます。
マンション経営のメリットは、市場の運用環境に左右されず、計画的な運用が可能だということ。資産運用のやり方を個人ベースでも見直す時期がきたといえるでしょう。