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【GRIT(グリット)】について考える
- 2022/4/18
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【GRIT(グリット)】という言葉を知っていますか?
GRIT(グリット)とは下記の頭文字を取ったもので、新たに立てた目的や目標に向かって粘り強く努力を継続する力意味があります。
Guts(度胸):困難なことに立ち向かう
Resilience(復元力):失敗しても諦めずに続ける
Initiative(自発性):自分で目標を見据える
Tenacity(執念):最後までやり遂げる
和不動産では、マンション投資を成功させるためにもGRIT(グリット)は非常に重要だと考えています。
今回は、そんな【GRIT(グリット)】に関するお話をご紹介したいと思います。
【GRIT(グリット)】はこうして生まれた
【GRIT(グリット)】、このワードを聞いたことある方も多いのではないでしょうか。
GRIT(グリット)とは、『やり抜く力』『粘る力』などと訳されています。
提唱者は心理学者のアンジェラ・リー・ダックワース氏。有名なTEDカンファレンスでもスピーチをされていて、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
TEDで語られる彼女の人生は、教師になるところから始まります。
学校では、学力に優れる子、家庭が裕福な子、真面目な子など、様々な生徒がいます。勿論その逆もしかりです。当然、成績や学習習熟にも差があるわけですが、そこで彼女はある事に気が付きます。
それは、どんな子どもでも懸命に勉強すれば結果が出せるようになるということ。
生まれ持ったIQや家庭環境よりも『やる気』の方が結果に結びついたのです。
必要な事は、どのように興味や動機を持たせるか。
生まれ持ったIQや才能が必ずしも大切なわけではありません。やる気を持って取り組み、それを継続することができれば、どんな子でも結果を出すことができるのです。
彼女は教師を辞めて大学院で心理学を学び直す事にしました。
大学院では成功と人物の相関性を調査しました。大人や子ども、あらゆるステージの人を対象に、『何に挑戦し、どうすれば成功するのか』を観察したのです。
ある陸軍士官学校では、士官候補生の誰が訓練に残り、継続していけるかを予測しました。スペルコンテストや教育困難な地域の教師などでも同じように予測し、『誰が継続していけるのか、成功するのか、そこに共通点があるのか』を調べました。
そして、成功するために必要なのは、才能でも知識でもなく【GRIT(グリット)】だということが分かったのです。
GRIT(グリット)とは、前述したように『やり抜く力』『粘る力』などという意味があり、目標に向かって長期間、マラソンのように取り組める力の事を言います。
『GRIT(グリット)を持つ』ということは、明けても暮れても自分の将来にこだわることです。明日やすぐ先の未来のことではなく、『いつか』の自分の未来に向かってこだわることなのです。
今日このGRIT(グリット)が何なのかを科学的に説明する事は困難です。沢山の事例を通じて『GRIT(グリット)が大切なこと』であることは分かりましたが、実際どうすればGRIT(グリット)を持つ事ができるかは分かりません。
分かっているのは、『GRIT(グリット)と才能は違うものである』ということ。どんなに才能のある人でも、成功をなし得る前に続けることをやめてしまう人はたくさんいます。
事実、やり抜く力は才能とは関係ありません。むしろ反比例さえします。
これまでの中で分かったことですが、子どものやり抜く力を育てるのに一番良いのは『成長思考』です。これは、才能・知能・性格はいくらでも変えられるという考え方です。
たとえば、もし「能力や魅力、才能がない」と感じた場合、『成長思考』のマインドを持っていれば「いくらでも変えられる」と考えることができます。それは努力する意味を見い出すことや、やる気の向上、落ち込みにくい心をつくることに繋がるでしょう。
>>GRITの大切さは和不動産の不動産投資セミナーでも解説しています
GRIT(グリット)を活用する
GRIT(グリット)がやり遂げる力である事は説明した通りですが、何でもかんでも我慢して頑張れば良いと言うものではありません。
GRIT(グリット)の意味する所は、『成りたい形や強い目的・目標に向かって粘り強く努力を継続すること』です。
勿論、挑戦の過程では様々な困難に見舞われます。
上手くいかない事もたくさんあるでしょう。
そうした時に精神的に折れない考え方や、失敗から何を見出せば良いのか?と考えることが大切です。
上手くいかない事が成功にも繋がっているということを体系的に理解し、『努力して継続している』ことが成功に向っていると信じることで、諦めずにやり遂げることが出来るのです。
GRIT(グリット)は盲信ではなく、自分の成長を信じることです。
「いつか何かを成功させたい」と考えている方は、ぜひ自分を信じ、諦めないで続けていただきたいと思います。