新築ワンルームマンションの意外な落とし穴

和不動産には、不動産投資に関するさまざまな疑問やお悩みが寄せられます。

数ある相談内容の中から、本日は「新築ワンルームマンションを購入後、数年しか経っていないのに家賃が下落してしまった」というお悩みをピックアップしてご紹介します。

「せっかく買うなら中古より新築の方が良いだろう」とお思いの方は、ぜひ物件購入を決める前に、新築ワンルームマンションの意外な落とし穴をご確認ください。

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家賃が下落してしまう原因

すべての設備が新品で、当然どこを見ても綺麗な新築。数年経った程度では家賃に影響はなさそうに思えますが、なぜ家賃下落が起きてしまうのでしょうか?

その原因は、『新築』という物件の特徴にあります。

新築の場合は『新築』というブランド力により相場以上の賃料をつけることができますが、初めての入居者が退去すれば、たとえその入居者が1日しか入居していなくても『新築』ではなくなってしまいます。

新築物件の定義は、『完成1年未満で未入居』の物件ですので、当然、次の入居者を募集する際『新築』として募集をすることもできません。そのため、新築時の賃料のままでは次の入居者を確保することは難しくなり、多少なりとも家賃を下げざるを得なくなってしまうのです。

ワンルームマンションの家賃下落率

ワンルームマンションの家賃下落率は、築3年~築10年までは年間下落率は約2.2%、築年数が10年~20年になると年間下落率は約0.9%となり、20年以降は年間下落率が約0.7%と家賃の下落が落ち着いていく傾向にあります。

新築は中古に比べて寿命が長いというメリットがありますが、中古物件を購入した場合に比べて家賃下落率が高くなってしまうというデメリットがあります。

たとえ中古でも、室内設備の交換やリフォームなどを行えば新築同様の内装にすることは可能です。

新築物件を購入した場合、相場が急騰するという例外を除くと、どんなにリフォームを頑張っても新築当初以上の賃料を得ることは難しいでしょう。しかし、中古物件の場合、リフォームによって購入当初以上の家賃を得られるようになる可能性もあります。

そのため、長期的な安定収入を求めるなら中古の方が適していると言えるかもしれません。

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新築がダメなわけではない

ここまでお読みいただいた方は、「じゃあ新築はダメなのか」と思われるかもしれません。そうではなく、『自分に合った投資用物件を選ぶということが大切』ということです。

「毎月安定した家賃収入を得たい」という方も居れば、「自分の収支がマイナスになってもいいから耐用年数の長い物件を子どもに残したい」と考える方もいらっしゃると思います。

自分が「ワンルームマンション投資を通して何を達成したいか」によって、最適な物件は違います。

一口に不動産投資といっても、新築・中古、一棟・区分、都心・地方など、さまざまです。

投資用物件の購入をお考えであれば、どこかで聞いたメリットやデメリットを鵜呑みにして物件の購入を決めるのではなく、まずは「自分の目標や譲れない条件は何か?」とじっくり考え、それから自分に合った物件を探しましょう!

 

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