有楽町線(豊洲―住吉間)延伸論 再熱  今後の問題は費用分担

2018年7月16日の日本経済新聞に有楽町線延伸の記事が掲載されていたので紹介します。東京に人口が一極集中しているなか、通勤時の混雑緩和はマンション経営においても大切な要素です。参考にして頂ければと思います。

東京都は東京メトロ有楽町線(東京8号線)豊洲―住吉間の延伸構想に関して、事業の枠組みを決めるめどを「今年度中」と表明した。延伸区間と同じ江東区にある豊洲市場の10月開場を控え、区に配慮したものとみられている。ただ、有楽町線延伸の約1500億円とされる事業費の分担方法や整備主体など、実現するまでの道は容易ではないという。

6月29日に開かれた江東区議会の委員会にて、出席した都の担当者は有楽町線について「今年度中をめどに事業スキームの構築に向け取り組む」と説明し、長谷川副知事も同日、山崎区長に同様の方針を説明した。山崎区長は「非常に踏み込んだ考えを提示してくれた」と、高く評価している。

都が有楽町線延伸の事業枠組みの「期限」を表明したのは、豊洲市場のにぎわい施設を巡る混乱がきっかけとなった。

区が市場受け入れの3条件の一つにしていた、にぎわい施設「千客万来施設(千客)」をよそに、小池百合子知事が築地市場跡地に「食のテーマパーク」を設ける構想を表明。千客の運営予定者はコンセプトが重なるとして激しく反発し、一時は事業撤退が不可避とみられていたが、最終的には事業継続で合意した。しかし、施設の開業時期は2020年の東京五輪・パラリンピック以降に遅れる見通しとなっており、今度は区が態度を硬化させた。そういった経緯で豊洲市場への円滑な移転が最重要課題である都は、区が示した条件の一つでもある有楽町線延伸を含む交通対策で配慮せざるを得なかった。

豊洲―住吉を含めた有楽町線の新たな区間は国の運輸政策審議会が2000年に、2015年までに整備着手することが適当と意見を述べており、都も2015年に都内の鉄道網の将来像を示した計画で、豊洲―住吉間を「優先的に検討すべき路線」の一つに位置づけている。

さらに有楽町線を含む6つの鉄道新線の事業化に向けて、2018年度に約600億円の基金も創設済みで、6路線の中で、有楽町線は事実上の期限を区切った形となり、延伸実現に向け一歩抜け出したとの見方が広がっている。

有楽町延伸は江東区が長年要望してきたもので、同区では臨海部を中心にタワーマンションの建設が相次いでおり、人口は右肩上がりの状態となっており、区内を通るJRや地下鉄の混雑が増している。区内を南北に結ぶ有楽町線の延伸部分が開通すれば乗客の一部が流れ、混雑緩和が期待できるという。

江東区の試算では有楽町線延伸により、東京メトロ東西線の最混雑区間の混雑率は195%から177%に、JR京葉線も同182%から171%に改善するとみており、豊洲―住吉間の輸送人員は1日約27万8000人を予想。年間の運輸収入は約58億円に上り、整備主体の累積資金収支は30年以内に黒字転換すると見込む。都も「有楽町線は採算性が比較的高く、混雑緩和の効果も大きい」(幹部)とみている。

今後は延伸の建設費の分担方法などが焦点だ。区が営業主体に想定する東京メトロは新線を建設しない方針で、有楽町線でも「整備主体となることは極めて困難」との立場だ。

区は整備主体と営業主体を分ける「上下分離方式」を提案。都や区などの出資が予想される第三セクターが整備し、東京メトロが運行する方式を想定している。区はこの方式ならメトロも乗りやすいとみるが、延伸関係者が合意できるか不透明だ。

事実上の期限となった来春まで有楽町線の延伸費用分担と整備主体にめどをつけられるか。都に残された時間は短い。

本サイトでも度々ご紹介しているように、日本の人口動態は東京都への流入一極集中化をしており、中でも都心部への流入が目立っています。人口の流入は一定以上を迎えるとインフラ面でその人口を支えきれなくなるなどの問題が生じてしまう。中央区の「学校不足」もそういった歪のひとつだ。中央区と隣接している江東区も人口が伸び続けており、記事にもあるように増えた人口に対して、通勤に利用する交通インフラが足りていない。この状態を緩和すべく地下鉄有楽町線(東京8号線)豊洲―住吉間の延伸構想は大変重要なプロジェクトだろう。

マンション経営においては、今回の有楽町線延伸のような入居需要という側面から見ると人口増加は喜ばしい反面、住人の満足度の低下は、流出の危険性をはらんでいます。

東京圏では、今回ご紹介した有楽町線の延伸以外にも、新線建設や延伸の計画が目白押しです。こうした新線がらみの交通情報は、収集・分析することがマンション経営には大変重要です。しかし、有楽町線の延伸だけでもこれだけの情報量です。

有楽町線の延伸以外のすべての新線や延伸の情報を集めるのは容易ではありません。さらにそれらの情報を分析するとなるとなかなか厄介です。ではどうすればいいのでしょうか。

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