
11月16日の日経新聞に紹介されていた、渋谷で最高峰となる超高層ビルのスクランブルスクエアの開発計画に関する記事をご紹介したい。
都心でのマンション経営をお考えの方の中には、渋谷での投資をお考えの方も多い。
投資としてのマンション経営をお考えの方にとって、再開発の情報はとても重要となるので、ぜひ参考にしていただきたい。
11月15日、東京急行電鉄などは東京・渋谷で東急グループが進める再開発の中核となる超高層ビル「渋谷スクランブルスクエア」を2019年秋に開業すると発表した。
渋谷スクランブルスクエアは渋谷駅の真上に、新たなランドマークとなる高さ約230mの最高峰のビルが建つ。JRや東京メトロ、東急の各線と直結し、周辺の再開発ビルとも歩行者デッキで繋げる。
2019年秋の開業が決まったのは、渋谷スクランブルスクエアの東棟で、東急電鉄とJR東日本、東京メトロが共同出資する渋谷スクランブルスクエア(東京・渋谷)が運営する。地下7階・地上47階建てで、延べ床面積は約18万1000㎡。地下2階から地上14階までが商業施設、15階には産業交流施設「渋谷キューズ」を開設する予定だ。
フロア面積は約2600㎡で、200人規模のイベントが受け入れ可能なスペースなどを設けて起業家らの交流を促す。
スクランブルスクエアの17~45階はオフィスフロアとなり、サイバーエージェントやミクシィなど8~9社が入居する予定だ。賃貸面積約7万3000㎡、基準階面積が最大約2900㎡と渋谷最大級となる。渋谷スクランブルスクエアの渋谷常務は「近年の課題であるオフィス需要に応える。日本の成長をけん引する企業を集める」と強調した。
屋上にはスクランブル交差点を眼下におさめ、東京スカイツリーや富士山も一望できる屋外展望台「渋谷スカイ」が設置される。約2500㎡の渋谷スカイは、屋外展望台として国内最大級となる。

渋谷 スクランブルスクエア 完成予想図
(画像:渋谷スクランブルスクエア:渋谷駅街区共同ビル事業者より)
スクランブルスクエア計画と同時に、東急不動産などが道玄坂1丁目で開発している複合ビルの名称も「渋谷フクラス」に決定。
2~8階などに商業施設「東急プラザ渋谷」、9~16階のオフィスフロアにはGMOインターネットグループが入居する。こちらも2019年秋の完成を予定している。
現在、渋谷駅周辺では、スクランブルスクエア以外の複数の大型再開発が同時進行している。今年9月には13年に地下化した東横線の線路跡地などに大型複合施設「渋谷ストリーム」がオープンしたのは記憶に新しいことだろう。2023年度には南側で「渋谷駅桜丘口地区」が完成予定で、2027年度には渋谷スクランブルスクエアの中央棟と西棟が開業する。