大学ブランド力調査ランキング公表

大学ブランド力

11月29日の日経新聞に掲載されていた、1都3県の大学ブランド力ランキングをご紹介したい。

日経BPコンサルティング(東京・港)は7月下旬~8月下旬に、首都圏に住むビジネスパーソンを対象に実施した「大学ブランド力・イメージ調査 2018―2019」をまとめた。

1都3県の120大学(医科大学や体育大学などを除く)について、49項目のイメージに当てはまるかどうかを質問。有効回答数は6671件だった。大学ブランド力は偏差値方式でポイントを算出し、順位付けした。

まとめによると、大学ブランド力ランキングのTOPは東京大学が4年連続で首位を獲得。

1都3県にある大学ブランド力のポイントを前回と比較した時、ポイントを3.6伸ばし、順位も前回の17位から14位に上げた横浜国立大学がトップとなった。その要因としては、京浜急行電鉄と組み、高齢者の外出支援の実証実験に取り組むなど、地元企業や自治体と連携した地域貢献が評価されたと見られている。日経BPコンサルティングは大学ブランド力は「都市のあり方に関する教育・研究の地盤が強固になっている。地域とのつながりがますます強まる」と高評価と分析する。

 

 

大学ブランド力ランキング1位の東大は「勉強、研究に熱心」「時代を切り拓いている」といった項目でトップを獲得。ポイント上昇幅も横浜国大に次いで高かった。

大学ブランド力2位の慶応義塾大学、3位の早稲田大学は前回と順位が変わらなかった。慶大は「リーダーシップがある」、早大は「チャレンジ精神がある」などの項目で最高の評価を得た。

「いま注目されている」イメージの首位は日本大学。アメリカンフットボール部の反則問題が大きな話題となり、注目度が高まったが、大学ブランド力ランキングは前回の18位から23位へと低下した。

東京、神奈川以外の大学ブランド力ランキングでは、千葉県は千葉大学が21位、埼玉県は埼玉大学が53位で、それぞれ県内トップだった。

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