インバウンドとは何か?
インバウンドとは、訪日外国人を示す。
2012年以降に急増し、2015年には14年比47%増の1973万人となり、45年ぶりに日本人の出国者数を超えた。
訪日客が増えた背景には円安傾向や、東南アジアや中国人向けのビザ発給要件を緩和がある。
特に15年1月に中国人向けのビザ発給要件を緩和したことで、訪日中国人は15年に前年比2倍に急増した。
2015年の流行語大賞は「爆買い」
百貨店で化粧品などをまとめ買いする中国人の姿が目立った。
2018年は初めて3000万人を超え、2020年に4000万人にすることを目指している。
インバウンドの効果とは
「爆買い」を筆頭に、インバウンドの経済効果は大きい。
2018年に本格施行した「民泊新法」は、インバウンドの増加による宿泊施設不足対策としての側面と、宿泊施設が整っていない地域に宿泊環境をつくり、日本のコアな魅力を訪日外国人に伝えることができるなど、多様な側面がある。
民泊許可付き物件が高値で取引されるなど、不動産投資市場へも影響があることは言うまでもない。