第30回 物件の運営状態が分かる、管理規約・決算報告書のチェックポイント | マンション経営.東京がお伝えするワンルームマンションコラム

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第30回 物件の運営状態が分かる、管理規約・決算報告書のチェックポイント

管理規約が無い、修繕積立金の残高が少ない物件は要注意

管理規約がないマンション

管理組合の運営についての正規などを定めた管理規約がないマンションを区分所有しようとすると、金融機関から融資が受けづらいです。

また、マンション一棟に投資する場合は、管理規約をオーナー様が決めなければならないので手間がかかります。
管理規約を確認する上でのチェックポイントには、ペットの飼育、ピアノなど楽器の使用、灯油ストーブの使用、フローリングの使用などの可否、リフォームする際の許可申請の有無があります。

一方、管理組合で作成する決算報告書のチェックするポイントには、収支と修繕積立金があります。
赤字の収支の場合は、要注意です。
また、修繕積立金の残高が少ないと、近く大規模な修繕が行なわれると、多額の修繕費を請求されることもあるので注意が必要です。

管理規約が無い物件は金融機関から融資が受けづらい

管理組合の運営についての正規などを定めた管理規約は、区分所有者の住環境を確保したり、マンションなどの建物を維持や管理したりするために必要です。

管理規約によって、管理組合が運営され、区分所有者が負担する費用や遵守するべき規則なども定められています。

ただ、マンションの中には管理規約がないものもあり、注意しなければなりません。
管理規約がないマンションを区分所有する場合、金融機関から融資が受けづらくなる可能性があります。 マンション一棟に投資する場合は、管理規約をオーナー様が決定するので、規約の作成を頭に入れておく必要があります。

リフォームする際の許可申請が必要な物件もある

許可申請が必要な物件

管理規約を確認する上でのチェックポイントには、ペットの飼育、ピアノなど楽器の使用、灯油ストーブの使用、フローリングの使用などの可否、リフォームする際の許可申請の有無があります。
ペットの飼育が可の場合は、賃貸物件としてはプラス材料になりますが、室内の痛みは覚悟しなければなりませんので、メリットでもありデメリットもでもあります。

リフォームする際の許可申請が必要な物件の場合は、リフォーム会社を通じて、許可申請を出して、リフォームの許可を受けてからリフォームしないと管理規約違反となるので注意しなければなりません。

修繕積立金の残高が少ないと、多額の修繕費を請求されることも

決算報告書は管理組合で作成しますが、チェックするポイントは収支と修繕積立金です。
収支については、健全な運営を示すバロメーターみたいなものなので、赤字の場合は要注意です。

一方、修繕積立金の中で未収金が多い場合、滞納者への催促が行われていないことが多く管理組合が機能していません。

また、近く大規模な修繕が実施される予定の場合、修繕積立金の残高が少ないと、多額の修繕費を請求されることもあるので注意が必要です。

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