第31回 契約・決済当日の注意点。急な条件変更は絶対に飲まない! | マンション経営.東京がお伝えするワンルームマンションコラム

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第31回 契約・決済当日の注意点。急な条件変更は絶対に飲まない!

不動産詐欺に遭わないために自己防衛を

自己防衛

わずかですが、悪徳業者による不動産詐欺があるのも事実です。

不動産詐欺に遭わないためには自己防衛も必要で、契約日には宅建主任者に免許の提示をしてもらったり、売主にも運転免許証などを提示してもらったりして本人確認しましょう。
契約日に、数値の間違い、条件の変更、マイナス材料といった問題が発覚したならば、安易に受け入れないでください。

場合によっては、あらためて契約日を設定してもらってください。
決済日当日は、司法書士の同席が義務となっていますが、できればオーナー様が依頼した司法書士に同席してもらいましょう。

不動産業者も提携ローンを利用している場合、銀行と継続して取引している実績があるので、安心材料の一つになります。

宅建主任者や売主の本人確認を

不動産会社で契約が行なわれることが一般的ですが、契約日には売主、買主、宅建主任者が同席するため、土日が多いです。

重要事項説明書の説明には、宅建主任者が同席することが義務付けられているので、宅建主任者には免許の提示をしてもらい確認しましょう。
また、売主に対しても、運転免許証などを提示してもらい、本人かどうかの確認をしましょう。

売主が同席しない場合、委任状や印鑑証明書をしっかり確認しましょう。大多数の売主や不動産会社は誠実に対応をしてくれますが、中には、わずかですが悪徳業者による不動産詐欺があるのも事実です。

不動産詐欺で最終的に被害を受けるのはオーナー様なので、相手に嫌がられても紹介したことを最低限実行しましょう。

契約日には、重要事項説明書の説明に1時間程度かかり、その後に契約となりますが、全ての内容にオーナー様が納得した上で、サイン・捺印をしてください。

契約日に問題が発覚したら安易に受け入れない

>契約日に問題が発覚したら

契約日に重要事項説明書を説明する間に、数値の間違い、条件の変更、マイナス材料といった問題が発覚することがあります。このような問題を安易に受け入れないでください。

例えば、条件の変更があり、売買金額や契約書を修正することになり、後日金銭を支払うことになったら、その場で一筆書いてもらいましょう。

条件の変更が多い場合、再度、売買契約書や重要事項説明書の見直しが必要な場合もありますので、あらためて契約日を設定してもらってください。

決済日当日にはオーナー様が依頼した司法書士に同席してもらう

売買契約を締結した後に、金融機関に融資の申し込みをして審査に通ったら、金銭消費貸借契約を締結します。
金銭消費貸借契約や決済は銀行で行われ、決済日当日は司法書士が同席します。

通常、司法書士への依頼は銀行が行ないますが、できればオーナー様が依頼した司法書士に同席してもらいましょう。決済の手続きが完了すると、鍵などが手渡され物件の引き渡しとなります。
融資を受ける場合には、金融機関指定の司法書士に依頼します。金融機関で安定した取引があるためこちらのケースも安心して取引できるといえます。

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