マンション経営.東京|ペット相談可で差別化。マンション入居率向上と注意点。

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ペット相談可で差別化。マンション入居率向上と注意点。

高まるペットブームとまだまだ少数派なペット可マンション

近年、日本ではペットブームと言える状況が続いています。テレビでは毎日のように可愛らしい動物を扱った番組が流れています。

そんな状況であるにもかかわらず、まだまだペットを飼えるマンションは少数派です。
それでも、少し増えてきたのですが、ペット可のマンションは全体の5%にも満たないという状況です。
需要は伸びているにもかかわらず、供給が追い付いていないという実態があるのです。

ペット可の物件がまだまだ少ない理由

どうして需要が増えているにもかかわらず、ペット可の物件は少ないのでしょうか。
その理由を一言でいえば、「手間がかかりリスクがあるから」これに尽きます。

考えられるリスクとして以下のことがあげられます。
まず、原状回復費用が高額になる点。
犬や猫などはしつけをしないとすぐに床や柱や壁などを引っかいてしまいます。こうなると修繕するのが大変で、場合によっては高額になります。

もう一つは、ペットの鳴き声や臭いによる近隣からのクレーム問題です。
犬や猫の鳴き声は隣の部屋まですぐに響いてしまいます。自分にはなんてことのない鳴き声であっても、他の人にはストレスになるかもしれません。

近年、騒音問題は大きな社会問題となっているだけに、気をつかわなければならないことです。また、ペットの臭い、あるいはペットのフンの臭いもトラブルの元になりやすいです。

以上の理由から、ペット可に踏み切ることに二の足を踏むオーナーが多いのです。

ペット可マンションを運営する際の注意点

先述の通り、ペット可のマンションは需要が増えており、供給が追い付いていません。
今ペット可のマンションを供給し、需要者のニーズに応えることで、入居率アップの可能性は高まるでしょう。

また、ペットと暮らす入居者は比較的長期間の契約が見込めるのもプラス材料です(すぐに新たなペット可のマンションが見つかりにくいため)。

ただし、今運営しているマンションを途中からペット可に変更する場合は、すでに住んでいる住人に十分に配慮する必要があります。

ペット可のマンションを運営する上で一番重要なのは、事前に規約を作ることです。ここをしっかりとおさえておかなければ後々トラブルが起きることになります。

入居者を募集する前に、あらかじめそこで飼ってよいペットの種類を定めておきましょう。例えば、同じ犬でも小型犬は良いが大型件は禁止などです。

種類や大きさ、個体数まで具体的にルール化しなければなりません。

ペット可のマンションで起きるトラブルの一つは「敷金」に関わるものです。 退去後の補修費が通常より多くかかるはずですから、初めから多少高めに設定しておいた方がかえって安全かもしれません。

もう一つのトラブルは「騒音」に関わるものです。これは、構造によって大きく左右されます。アパートだと近隣のクレームにも繋がります。マンションの場合、壁の厚さから騒音問題につながることも少なく最近の管理規約で小型ペットの飼育は容認されていることも多いようです。

ペットとの共生がしやすい環境を整えることも大切です。ペットが出入りするための小窓やペット用の足洗い場など、近年では工夫を凝らしたアイテムが登場しています。ペットと暮らしたいというニーズは、年々高まる一方です。入居者のニーズに応えることで家賃を高く取れるケースも多くあります。ペット可物件は、家賃が下がりづらい物件の特徴の一つと覚えておいて下さい。

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